日銀が一段ギアを上げ、バフェット氏は会長の座を退きました。お金の世界で「時代の区切り」が重なった朝です。三連休は台風25号の進路だけ気にかけつつ、ゆっくりどうぞ。
今日の三面
NHK 経済
- 日銀が18日、政策金利を1.25%程度へ引き上げると決定。6月以来3か月ぶりで、31年ぶりの高水準。
- 物価が大幅に上昇するリスクへの対応として、これまでよりペースを速めた形。株価は一時1300円以上上昇した。
- 一方、植田総裁が次の利上げペースを示さなかったとの受け止めで円安が進行。住宅ローンや預金金利への波及に注目。
NHK 経済
- “投資の神様”ウォーレン・バフェット氏が、長く率いたバークシャー・ハサウェイの会長を退くことになった。
- 本人は「時の流れに逆らえない」とコメント。後任の会長には長男のハワード氏(71)が就く。
- 長期投資の象徴だった人物の引退で、巨大複合企業がバフェット流を保てるかが次の焦点になる。
はてブIT
- 出版取次大手の日販グループが、米AI企業アンソロピックに書籍を大量販売していたと報じられた。
- 出版社約380社が加わる業界団体が説明を要求。AI学習と著作物の扱いをめぐる問題が日本の出版流通に及んだ形。
- 取次が何をどう売ったのか、今後の説明次第で出版社・AI企業双方のルールづくりが動きそうだ。
時事・国際・政治
NHK 主要
- 大型で強い台風25号が小笠原諸島の西南西を進み、小笠原では高波に警戒が必要な状況。
- 20日以降に伊豆諸島や関東へ近づく可能性があり、21日ごろ関東に最接近との見方も出ている。
- 三連休後半の外出や帰省は、最新の進路予報を確認してから判断したい。
CNN.co.jp
- トランプ米大統領が、CNN、MS NOW、ポリティコの3メディアのホワイトハウス取材を「禁止」すると主張。
- 大統領は措置が「即時発効」するとも述べた。政権と報道機関の対立が一段と先鋭化している。
- 実際にどこまで執行されるか、報道の自由をめぐる法的な争いに発展するかが注目点。
NHK 国際
- トランプ大統領がSNSで、グリーンランドの安全保障をめぐりデンマーク・グリーンランドと合意したと投稿。
- 内容は米国に「恒久的な管理」を認めるものだという。北極圏の戦略的価値をめぐる動きの延長線上にある。
- 協定署名へ進むとの報道もあり、デンマーク側の説明と実際の条文がどうなるかを見たい。
NHK 国際
- 高市首相が来週、ニューヨークの国連総会にあわせてトランプ大統領と会談する方向で最終調整中。
- 直後に米中首脳会談が控えており、中国をめぐる認識を日米ですり合わせる狙いがある。
- 習氏訪米には異例の経済代表団が同行するとの報道も。日本の頭越しの米中合意を避けられるかが焦点。
テック・AI・開発
Publickey
- マイクロソフト社内で、Rust言語がC++/C#/TypeScriptと並ぶ「Tier 1言語」になったことが明らかに。
- Windowsネイティブな社内の開発環境とも統合され、重要言語として手厚く支援される位置づけになった。
- メモリ安全性を重視する流れが大企業の標準にまで来た。新規のネイティブ開発でRustを選ぶ理由がまた一つ増えた。
ITmedia NEWS
- CESAの初の独自調査で、ゲーム開発者の生成AI活用が8割を超えたことが分かった。
- 最大の期待は「業務効率化」。東京ゲームショウではAI生成動画で物議を醸した企業も出ている。
- 作る側では当たり前になりつつある一方、見せ方しだいで反発も招く。使いどころの線引きが問われる段階だ。
Zenn
- TypeSafe AIの「Jev」は、文章を生成する代わりに、ソフトが直接使える判断と確率を高速に返すモデル。
- 今週は勉強会や五目並べ対戦、Workers上での速度検証など、開発者の試用記事が一気に増えた。
- 「それってLLMでできない?」という問いへの答えを探る記事。分類や判定をアプリに組み込む選択肢として注目。
はてブIT
- 米アンソロピックが、AIを応用して生物学の研究をする実験施設を設けたことが18日に明らかになった。
- ロイター通信の報道で、AIを創薬に活用する狙い。同社は生命科学分野への先端モデル提供も発表している。
- モデル提供にとどまらず、自ら実験の現場を持つ動き。AI企業の研究機関化が進むかが見どころ。
ビジネス・経済
NHK 経済
- 全国のスーパーのコメ平均価格が5キロ2971円に。約2年ぶりに2000円台へ下がった。
- 記録的な余剰で下げ止まらない状況。農水省は昨年放出した備蓄米21万トンの買い戻しも発表した。
- 家計には朗報だが、値崩れへの懸念も。高騰から一転した需給の振れ幅の大きさが分かる。
ITmedia NEWS
- 楽天市場が出店料を4割値上げする。理由は「物価高騰やエネルギーコストの上昇」など外部環境の変化。
- AIを使った店舗支援などサービスを継続的に進化させるためとも説明している。
- 出店者のコスト増は商品価格に跳ね返る可能性も。モールに頼る売り方の損益を見直すきっかけになりそう。
BBC News Japan
- イエメンのフーシ派とサウジアラビアの紛争激化で石油産業が混乱し、エネルギー価格が再び急騰している。
- 原油は100ドルを再突破し、燃料不足や物価高への抗議が各地で続発しているとの分析も。
- BBCの解説は世界中で物価上昇が起きる可能性を指摘。日本の利上げ判断にも効いてくる外部要因だ。
NHK 経済
- アメリカが全面的な輸入解禁を求める生のジャガイモについて、農水省が生産者向けに解禁手続きの説明会を開いた。
- 出席した生産者からは「やっていけない」など懸念の声が相次いだ。
- 通商交渉と国内農業の板挟みの構図。コメ価格の急落とあわせ、食料政策の舵取りが問われている。
科学・雑学
はてブIT
- ネコの新種が100年以上ぶりに発見された。生息地はボリビアのアンデス山脈東斜面の雲霧林「ユンガス」。
- 体は一般的なイエネコより小さく、南北アメリカ大陸に分布する小型ネコのLeopardus属の仲間。
- よく知られた動物のグループでも、まだ見つかっていない種が残っているという発見の楽しさがある。
ナゾロジー
- 筑波大学の研究チームが、片側から超音波を当てるだけで約40cm離れた空中に小さな球を浮かせることに成功。
- 音の力で物を触らずに浮かせる「音響浮遊」の技術で、障害物の向こうでも支えられたという。
- 離れた場所から非接触で物を扱えれば、精密な加工や実験の手法が変わるかもしれない。
ナゾロジー
- 手術でも抗がん剤でも止められなかった3歳男児の肝臓がんが、2回の点滴で消えたと米研究チームが報告。
- ベイラー医科大学などによる研究で、標準治療が効かなかった小児がんへの新しい手立てとして注目される。
- ただし報告は1例。より多くの患者で効果と安全性を確かめられるかが次の段階になる。
はてブ学び
- 縄文人42人のゲノム解析から、縄文人が東ユーラシア系統から分かれた時期を探る研究が報じられた。
- 分岐は最終氷期の最も寒い時期だった可能性があるという。現代日本人の祖先の一部は縄文人に由来する。
- 寒冷期に孤立した集団がどう独自の系統になったか。日本人の成り立ちを考える手がかりになる。
おもしろ・カルチャー・人文
GIGAZINE
- 20世紀初頭のドイツで、人の言葉を理解し計算問題にも答えると評判だったウマ「賢馬ハンス」の話。
- 心理学者も関心を寄せたこのウマが、どうやって正しい答えを出していたのかを解き明かす。
- 賢く見えるものの「本当の手がかり」は何か。AIの評価を考えるときにも効く古典的な教訓だ。
現代ビジネス
- 9月18日で発売55周年を迎えたカップヌードル。実は開発時に「壊滅的な苦戦」を強いられていた。
- その誕生にはマカダミアナッツが関わっていたという、意外な開発秘話を紹介している。
- いまや定番のロングセラーも、始まりは試行錯誤の連続。ヒット商品の裏側として読める。
はてブ総合
- 産業革命期のイギリスで、庶民が砂糖入りの紅茶を頼りに暮らしていたという話題がまとめられている。
- あらゆる物価が上がり、カロリー源だった甘いビールやバターが食卓から消えていったという。
- 「贅沢」と言われた紅茶が生活必需品になった背景に、物価高の時代の家計のやりくりが見える。